ところでシングルモルトウイスキーの原料“モルト”って何?

元を辿ればビールと一緒!

これまで、『山崎』や『白州』、『余市』や『竹鶴』などの国内シングルモルトウイスキーや、『ラフロイグ』や『ボウモア』などのスコッチを記事でご紹介してきましたが、これらのウイスキーを作るうえで、なくてはならない原料のことを、まだ取り上げていませんでしたね。

ということで今回は、ウイスキーの原料・モルトについてご紹介したいと思います!

深い味わいと芳醇な香り、綺麗な琥珀色が印象的なモルトウイスキー。あの魅惑的な飲み物は、モルトと水から作られています。そんなモルト、ウイスキーの製造以外でもよく耳にしませんか?

そう、ビールです。実は原料でいえば、ビールとモルトウイスキーはほぼ一緒。モルトは製造工程が違うだけで、全く違う味わいに変幻自在に変わるんですね。

具体的な製造工程は?

ビールの製造工程

(麦芽の製造)→(仕込み)→(発酵)→(貯酒・熟成)

ウイスキーの製造工程

(麦芽の製造)→(仕込み)→(発酵)→(蒸溜)→(貯酒・熟成)

このように、ウイスキーには(蒸留)という工程が入っているのが分かりますね。そして決定的に違う点があります。それはホップとピートによる香り付けです。

ビールは香り付けにホップを使うことに対して、ウイスキーはピートを燻して香りを付けます。大きく分けてこの2つの要素で、ビールとウイスキーに分かれるんですね。

モルトとは?

少し話がそれたので、本題に戻ります。そんなウイスキーやビールの原料・モルトとは何か。これは麦芽のことで、発芽させた大麦に熱を加えて発芽を停止させ、熱風乾燥(焙燥)したものです。

このように麦芽を作ることを製麦と言い、それを原料としたウイスキーを、“モルトウイスキー”と呼ばれます。

世界中のどこで栽培された大麦からでもウイスキーをつくることができますが、スコットランドのシングルモルトは、93%以上スコットランド産の大麦麦芽を使っているそうです。

大麦の種類

大麦は大きく分けて、六条大麦と二条大麦の二種類があります。そのうち、ウイスキーでつかわれるのは二条大麦です。

一口に二条大麦と言っても種類は大量にあり、蒸留所により使用する種は、それぞれ異なっていますが、種によってできるウイスキーに変わりはないとしており、いろいろな種を混ぜている蒸留所が多いです。

中にはこだわりを持つ蒸留所もあり、『マッカラン』はゴールデンプロミス種という二条大麦のみ使用して作られます。

そんな二条大麦は、日本では栃木県の生産が盛んです。一般価格は1kg〜¥972ほどで購入することができるようです。自作ウイスキーも夢じゃないかも!?

ウイスキーの個性を作る製麦

また製麦の方法も蒸留所によっては蒸留所自身で行い、特徴付けをしています。

例えば、バルヴェニー、ベンリアック、ハイランドパーク、ボウモア、ラフロイグ、スプリングバンクなどが自身の蒸留所で製麦を行っています。製麦を行ううえで、最も重要なのはピートの炊き方。

これによって、そのウイスキーの個性であるスモーキーな風味の度合いが変わってきます。ここで、アイラモルトで有名な二つの蒸留所の製麦方法を比べてみましょう。

ボウモア蒸留所

  • 乾燥時間:合計40時間
  • うちピート乾燥:18時間
  • 熱風乾燥:22時間

アイラの女王!ボウモアが作られる蒸留所とは

バルヴェニー蒸留所

  • 乾燥時間:合計48時間
  • うちピート乾燥:24時間
  • 無煙炭乾燥:24時間

蒸留所によって、乾燥時間だけでもこれだけ違うんです。他にも、55時間もピート乾燥をさせる蒸留所もあります。ここで、ウイスキー原酒の強烈な個性を作っていくんですね。

まとめ

いかがでしたか? 大麦や製麦の方法でウイスキーを語りだしたら、もう立派なウイスキー通、いやオタクです(笑)

こういった製造方法を突き詰めて調べていけば、自分に合った究極の一瓶が見つかるかもしれません。ぜひ、自分好みのウイスキーを探す旅の参考してみてください。


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