ボディーのしっかりしたウイスキー!それがハイランドのシングルモルト

スコットランド本島の北側に位置している蒸留所のシングルモルトを、ハイランドモルトと言います。北側と言いましても、南側のローランドよりも範囲はかなり広く、グラスゴー市の西部、グリーノックとダンディーを結ぶ線から北をハイランドと呼び、スペイサイドをすっぽり含む広さとなっています。

言い変えると、スペイサイドもハイランドの地域に入っていますが、スペイ川付近の蒸留所だけはスペイサイドモルトと呼ばれているという訳です。そのような広さですから、それぞれの蒸留所がそれぞれの個性を出しています。

ハイランドの北側にある蒸留所は海からの潮の影響を受けているとか、スペイサイドに近い蒸留所はスペイサイドっぽい等と言われています。強いて挙げるなら全体としてボディーがしっかりしているという共通点が有ります。

グレンモーレンジ蒸留所

グレンモーレンジは、スコットランドで一番人気の有るシングルモルトとも言われています。このグレンモーレンジ蒸留所のモルトは、ブレンド用には供給していません。

全てシングルモルトとして販売しています。蒸留所の特徴としては、スコットランドの蒸留所の中で一番背の高いポットスチルを使用している事や、仕込み水に硬水と使っている事等を挙げられます。硬水を使う事で、良質のモルトウィスキーは軟水から造られるという常識を覆しました。

熟成に使う樽は自ら原木を買い付け、ケンタッキー・バーボンを詰めたバーボン樽を使用していますが、様々な種類のシェリー樽等にも寝かせています。その風味は華やかで「香のデパート」と評価されています。

ここではラインナップを紹介しきれないほど、多くのラインナップを揃えています。特に、ポートカスクとかシェリーカスクとか色々な樽に寝かせたもの等を飲み比べてみると面白いと思います。18年を好んで飲む方が多いようです。

私個人は旧ボトルのグレンモーレンジ10年が好きでした。それが今はグレンモーレンジオリジナルに商品変更されています。味は……お確かめください。

既に製造が終わっているグレンモーレンジ・セラー13も逸品でした。セラー13は、13番倉庫という意味で、この倉庫は海沿いにある倉庫で、樽に潮の風味がしみ込んでいました。それをブレンドしたのですが、グレンモーレンジの華やかな味わいに潮の風味が見事にマッチしていました。

このグレンモーレンジ蒸留所は様々なチャレンジをして、色々なシングルモルトを繰り出してくるので、これから先も逸品と言えるシングルモルトに出会えるかもしれません。要チェック。

エドラダワー蒸留所

グレンモーレンジ蒸留所とある意味対極にある蒸留所が創業1825年のエドラダワー蒸留所です。ある意味というのは規模の小ささです。

エドレダワー蒸留所はスコットランドで最も小さな蒸留所で、ポットスチルも驚くほど小さな物を使っています。特に再留釜は人間の背丈ほどしかありません。その大きさは関税当局が認める最小のスチルで、それ以下のスチルを使用することは密造を防ぐために、法律で禁止されています。

これほど規模の小さな蒸留所ですから生産量も少なく、2008年までの製造最高記録は93,000リットルです。世界で最も飲まれていると言われるグレンフィデック蒸留所の生産量が1千万リットルという事を考えると、エドラダワー蒸留所の規模の小ささが伝わってきます。

エドラダワー蒸留所のシングルモルトは、香は蜂蜜のように甘く、舌触りはとろけるようだと評価されて来ましたが、近年はパフューム香がする、あるいは化粧品臭い等という指摘が有りました。

私の感想では、確かにそのような味わいも有るけれども、それはそれで個性なのでは無いか、と思いました。しかし、昔からのファンにとっては昔から慣れ親しんだ味が忘れられないのでしょう。

エドラダワー蒸留所の職人はファンの期待を裏切りませんでした。「最近のエドラダワーは化粧品臭い。」という声が彼らにも聞こえたのでしょう。なんと、その化粧品臭ささを改善したのです。エドラダワーの美味さが帰って来た!という声が聞こえています。

最近ではラフロイグ蒸留所を定年退職したイアン・ヘンダーソンをディステラリー・マネージャーに迎え、伝統的な製法を維持しながらも、ユニークで興味深いシングルモルトのリリースをしています。エドラダワーを飲みながらラフロイグの拘りを見つけることのできる逸品でした。

何となく日本人は、小さな蒸留所…的な響きが好きですよね。是非お試しあれ。


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