スコットランドの南に位置するローランドの伝統的な蒸留所とは

スコットランドの蒸留所を区域別に見て分ける時、南の地域をローランドと呼びます。その昔、沢山の蒸留所が有りました…が、今は何と安定稼働している蒸留所は二か所だけ、グレンチンキー蒸留所とオーヘントッシャン蒸留所です。

グレンチンキー蒸留所

グレンチンキー蒸留所はスコットランドの首都からわずか20マイルという距離にあり「エジンバラモルト」と呼ばれています。グレンチンキー蒸留所は1837年に操業しましたが、1853年には一旦、グレンチンキーでの蒸留がストップしてしまいます。

しかし、1890年にエジンバラとリースのワイン商やブレンダーたちの努力により工場は再び操業を開始します。現在販売されているグレンチンキー蒸留所のシングルモルトはグレンチンキー12年です。

ライトボディーで甘さと華やかさを感じます。

オーヘントッシャン蒸留所

このオーヘントッシャン蒸留所は1820年ごろアイルランド移民が建設したとも言われています。しかしはっきりしたことは分かっていません。

場所はスコットランドの大都市グラスゴーから北西16kmほどのクライド湾を見下ろす斜面に建てられています。ローランドに今や二つしか無い蒸留所ではありますが、このオーヘントッシャン蒸留所はローランドの代表的蒸留所と言えます。

なぜなら、ローランドはその昔から3回蒸留することで知られていて、今や3回蒸留しているのはオーヘントッシャン蒸留所だけだからです。3回蒸留するとどうなるか、想像に難しく無いですがボディーが軽くなります。

ラインナップを紹介しますと。オーヘントッシャン アメリカンオーク、オーヘントッシャン12年、オーヘントッシャン スリーウッドです。

閉鎖された蒸留所

ローランドの蒸留所で既に閉鎖されたものの、まだ手に入るかもしれないシングルモルトが有ります。それはローズバンクとリトルミルです。ローズバンク蒸留所はオーヘントッシャン蒸留所と同様3回蒸留を行なっていました。

しかし、1993年に惜しまれつつ閉鎖されてしまいました。ローズバンク蒸留所は3回蒸留ながらボディーがあり、華やかな薫りと味わいがしました。現在ではプレミア価格で数万円の値が付いています。

高いものでは10万円までプレミアがついています。高いですか?高いと思いますか?高いですよね。それでも何とか飲みたいというあなたは、BARに行くと良いと思います。勿論プレミア価格が付いていると思いますが、消えゆく薫り、味わいを自分の思い出に残す価値は有ると思います。

リトルミル蒸留所に話を変えましょう。リトルミル蒸留所の創業は1772年、スコットランド最古の蒸留所とも言われているようです。

このリトルミル蒸留所は1930年まではローランドの特徴の3回蒸留を行なっていましたが、その後2回蒸留に切り替えました。そして1994年に閉鎖され2004年に火災で焼失した為、再操業は無いだろうと言われています。私の飲んだイメージでは、厚みの有るボディーと温もりの有る甘さを感じるシングルモルトでした。

実はリトルミルとの最初の出会いは蒸留所が閉鎖されてかなり経ってからの事でした。今から5年程前の事だったでしょうか。当時行きつけの酒屋さんに行くと、この蒸留所は閉鎖されているからこれからプレミアが付いて高騰するよ、と言われたのです。

一本3,000円程度でリトルミルのオフィシャルボトルを買いました。最初は、美味いな…程度で飲んでいたのですが、何だか後引く美味さを感じ再度購入しました。

後日、BARでボトラーズのスリーリバース、「ザ・ダンス」シリーズのリトルミルを飲んだ時に衝撃が走りました。何とも懐かしい薫りがしたのです。何の薫りか分からない、でも、とても懐かしく心地良い薫りがする。何の懐かしさか分からず仕舞いでしたが、あの時の感覚は忘れない事でしょう。

このリトルミルも今や安価では買えません。楽しみたい方はBARへお出かけ下さい…ちょっとリッチな人なら買えるかな?


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