友だちと楽しくスコッチを飲みたい。そんな時どんな“つまみ”を準備したら良いのだろう。一人でしんみりスコッチを飲みたい。そんな時どんな“つまみ”を作ったら良いのだろう。
スコッチは必ずしも、つまみを必要とする酒ではありません。それでも友人と一緒に飲むのに、「スコッチを飲む時にはスコッチに向き合って欲しい。」なんて言って、つまみを出さないのは粋じゃない。
空気を読まなくては…何か出さなくては…。一人飲みの時はどうだろう。一人飲みの時はとりあえず口寂しいし、何かつまみながら飲みたいとか、何でも良いから手軽に準備できるものをつまみながら飲みたい、という感じかもしれません。
ちょいと“つまみ”を考えて見ましょう。
アボカドとゴルゴンゾーラ
スコッチは比較的アルコールが強く、しっかりした味わいの酒です。それで“つまみ”もそれに負けないしっかりとした味わいの“つまみ”が良いのではないかと考えられます。
そこで、味わい濃厚なアボカドとゴルゴンゾーラの組み合わせを紹介します。作り方は、アボカドを半分に切り、種を取ります。そこにゴルゴンゾーラを適量のせます、塩と胡椒をかけます。
できればパウダーの塩胡椒では無く、ガリガリ削ってかける荒挽きの塩胡椒を好みに応じてかけてください。その上にオリーブオイルをかけます。
それを、ブルーチーズが蕩ける程度の時間、オーブンレンジで温めできあがり。濃厚な味が想像できませんか。しかも塩胡椒も去ることながらゴルゴンゾーラの塩気もスコッチに合います。
濃厚な味わいのスコッチに合いますが、ハイボールなどにも合うと思います。しかし、ゴルゴンゾーラが苦手という方もいると思います。
そんな方は、アボカドを半分に切って種を取って出来た穴に、マヨネーズで和えたシーチキンを入れて、さらにマヨネーズをかけて焼いてみてください。なかなかボディーの有るつまみが完成します。
サーモンとクリームチーズ
スコッチの故郷スコットランドは言わずと知れた島国、日本と同じ島国です。ですから海のお魚を食するという共通点が有ります。
そしてスコッチの中には塩の風味を感じさせるものも有ります。ですから“つまみ”に魚は合うはずです。料理とは言えないかもしれませんが、クリームチーズをサーモンで巻くというのはいかがでしょうか。
そのサーモンがスモークサーモンであるならば尚良いと思います。スコッチの中にはスモーキーなものも少なく無いからです。
例えば、ラガブーリンをキーモルトとしているジョニーウオーカや、アードベッグをキーモルトとしているバランタイン等にスモークサーモンが合うかもしれません。
生ハム
スモークサーモンと似たニアンスですが、スモークサーモンよりも生ハムの方が安価で手に入りやすいかもしれません。
一人飲みの時は突然やって来ます。来週は一人飲みしようとか計画をたてるのでは無く、今日は一人飲みするか…と、突然やってくる。
そんな時、冷蔵庫に生ハムが入っていたらラッキー。生ハムの塩気がスコッチの友になるはずです。えっ?冷蔵庫にチーズも入っている?であるならチーズを生ハムで巻きましょう。ちょっと贅沢なおつまみの出来あがりです。
オレンジピールチョコレート
スコッチの“つまみ”にチョコレートというのは、なんとなく皆の意識に浸透しています。一人飲みの時にも、友だちと飲む時にもチョコレートは有りです。
しかし、オレンジピールチョコレートを出すなら友だちからの評価も高まることでしょう。ハイボールを作る時レモンなど柑橘系の果汁をピールする事が有りますが、それは柑橘系の味わいとスコッチの味わいの相性が良いという証拠です。
ですから、スコッチとオレンジピールチョコレートの相性が悪いはずがありません。