日本に生まれてよかったーー！
ウイスキーを調べれば調べるほど、日本のウイスキーづくりのクオリティに驚きます。スコッチも良い、バーボンも良い、ウイスキーの元祖アイリッシュも良い。…しかし、ジャパニーズウイスキーも素晴らしく良い！
TVドラマ『マッサン』も大ヒットし、ハイボールブームも定着化。世界的にも高い評価を得て、勢いに乗っているジャパニーズウイスキーを、今回はご紹介します。
日本で作られたものだから、日本人に合わないはずがない！ということでみなさん、気になった銘柄は、バーやお家で飲んでみましょう。
サントリー
山崎
言わずと知れた世界的なモルトウイスキー。日本でしか手には入らないミズナラ樽で熟成された原酒をはじめとした様々なモルトが配合された、匠の技の結晶と言える一瓶です。
年代によって価格は大きく違いますが、それぞれ違った魅力あり。シェリー樽、ミズナラ樽熟成の『山崎』は特に人気で、販売されればたちまちプレミア価格に。絶大な人気を誇るウイスキーです。
響
サントリーを代表するブレンデッド・ウイスキー。『山崎』と同じく、数々の受賞歴を持つ、世界的なウイスキーです。
サントリーの蒸留所で作られた原酒を中心に様々な原酒が絶妙に混ざり合っており、華やかな香りとまろやかな味わいが特徴。最高級品は高級車に匹敵するくらいの、とんでもない価格で取引されています。
知多
2015年にリリースされた、サントリーの新たなウイスキーブランド『知多』。これはグレーンウイスキーという、本来ブレンドのために製造されていたウイスキーを単体で売り出したもの。
雑味のないクリアな味はハイボールに最適。ワンランク上のハイボールという新たな市場を切り開いたパイオニア的銘柄でもあります。
ニッカウヰスキー
余市
TVドラマ『マッサン』でも有名な竹鶴政孝氏が生み出したシングルモルトウイスキー。竹鶴氏が日本でウイスキーを作るのに最適と選んだ北海道は、日本で唯一天然のピートが取れる場所です。
ジャパニーズウイスキーの中では珍しくスモーキーさが際立つ、世界でも愛好家が多い銘柄『余市』。『山崎』や『響』同様、ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ) 金賞など、数々の国際的な賞を受賞しています。
竹鶴
『山崎』や『余市』とは違い、異なる蒸留所で作られたモルト原酒をヴァッティングした竹鶴。ピュアモルトと銘打たれたこのウイスキーは、世界的にも高い評価を得ています。
他のシングルモルトのように原酒不足による価格の高騰などもないため、相対的に値ごろ感があり、コスパ良しです。
ニッカ フロム ザ バレル
- 容量 ５00ml
- 参考価格 ¥2,592
ニッカの蒸留所で熟成を経たモルト原酒とグレーン原酒をブレンド後、さらにもう一度樽詰めし、数ヶ月ほど再貯蔵したという『ニッカ フロム ザ バレル』。
割り水をせずにそのままボトリングされており、その重厚な味わいとコクは愛好家の間でもかなりの高評価です。シンプルかつ上質なデザインのボトルも印象的な一瓶。
本坊酒造
マルスウイスキー ３＆７
最近、運営が再開されたことで話題になった信州マルス蒸留所。標高798mの日本最高峰に位置するこの蒸留所のウイスキーも、良い銘柄ばかりです。
個性豊かな様々な原酒をブレンドし生み出された『3＆7』はコストパフォーマンスが本当に良い！ この価格でこの味わいは素晴らしいですね。甘くて華やかな香りの『3＆7』は、ウイスキーが苦手な方にもオススメできます。
MARS MALTAGE 越百 ~Malt Selection~
マルスウイスキーのブレンド技術により、複数のモルト原酒をヴァッティング。複雑さと奥行きを表現したモルトウイスキー『MARS MALTAGE 越百 ~Malt Selection~ 』も繊細で素晴らしい味わい。
ハチミツやキャラメルを連想させるふくよかな甘い香り。ほのかなスモーキーフレーバー、熟した果実の香りが広がる口当たりの柔らかいウイスキーです。
まとめ
いかがでしたか？
超メジャーブランドの味わいは間違いないですが、知る人ぞ知る隠れた名酒も数多くあります。ジャパニーズウイスキーは掘り下げるほど奥が深い、魅力的なお酒。
みなさんもいろいろと試してみて、お気に入りのジャパニーズウイスキーを見つけてみてくださいね。
