日本の誇る代表的なジャパニーズウイスキーの一つに『知多』があります。サントリーから発売されている知多についてここでは紹介していきます。
知多とはどんなウイスキーなのか、その特徴や、おすすめのおいしい飲み方まで紹介していきます。あなたもこれで知多の魅力を知ってもらえることでしょう。
サントリーのグレーンウイスキー『知多』とは
サントリーから発売されている知多はグレーンウイスキーという種類に該当します。グレーンウイスキーはグレーンウイスキーがモルトウイスキーと大きく異なります。
まずは原料にとうもろこしや小麦といった穀類を用いるという点が異なります。原料からそもそも違うのです。さらに、蒸溜においてはモルトウイスキーが単式蒸溜器を使用するのに対してグレーンウイスキーは連続式蒸溜機を用います。
その結果、味がどのように違ってくるかというと、穏やかで軽やかになります。ちなみに、モルトウイスキーとブレンドすることにより、モルトウイスキーの強い個性を和らげ、口当りの良いなめらかな飲みやすさを生み、これをブレンデッドウイスキーと呼びます。
そして、グレーンウイスキーとして作られる『知多』も穏やかで軽やかな味わいという特徴を持つのです。これが知多で作るハイボールが『風香るハイボール』と呼ばれる由縁です。
『知多』のおいしい飲み方をご紹介
もちろんロックで飲むこともおすすめですが、知多の代名詞である『風香るハイボール』という言葉があるくらいです。知多のおすすめのおいしい飲み方はやはりハイボールです。
風香るハイボールのおいしい作り方
- お気に入りのグラスにたっぷりの氷をいれます
- 知多を適量注いで軽くマドラーでかき混ぜます
- ばっちり冷えた炭酸水(ソーダ)を極力氷にあてないように注ぎます
- 炭酸が抜けないように軽く縦に混ぜて完成です
やはりポイントは炭酸が極力抜けないようにすることです。まず、炭酸水(ソーダ)を氷の中に勢いよく注ぐと炭酸が抜けてしまうので、そっと注ぎましょう。さらに、混ぜるときも勢いよく混ぜずにそっと軽く縦に混ぜてください。
『知多』のアルコール度数は少し低め?
穏やかで軽やかな味わいが特徴の『知多』ですが、やはりアルコール度数も少し低めだったりします。銘柄によっても変わるのですが、ウイスキーは平均的には40~60%程度とされています。
知多のアルコール度数はずばり『43%』です。ウイスキーと呼べるギリギリの度数になっています。さらにハイボールにすることで、強いお酒が苦手な人でもおいしく楽しむことができるようになります。
まとめ
「強いお酒が苦手だけどウイスキー飲んでみたいな…」と思っているあなたには『知多』は非常に最適な銘柄と言えます。ハイボールにすれば、注ぐウイスキーの量次第で濃さも簡単に調整できます。
ウイスキーを軽く注ぐだけでも炭酸水(ソーダ)にウイスキーの香りが移り、その味わいを楽しめるでしょう。下手に海外の癖の強いウイスキーに手を出してしまうよりは、まずはジャパニーズウイスキーで入門するといいでしょう。
初心者にも非常におすすめの銘柄である『知多』をまずはハイボールから、そしてロックまで、存分に楽しんでくださいね!