ニートを愉しんでるみなさん、盛り上がってますかー!ニートと言っても、今日はウイスキーの飲み方のお話。
今回はウイスキーを飲むによく耳にする、シングル、ダブルといった注文についてご紹介しましょう。注文する際にバーテンダーの方に聞かれることも多いので、バーなどで飲みにいく際に知っておくといいですよ。
つまりは容量のこと
シングル、ダブルというのは、注がれるウイスキーの量のことです。スタバで言うところのトールやグランデのような感じに近いでしょうか。シングルは30ml、ダブルは60mlグラスに入れて、出してくれます。
単に2倍なら、二杯頼めばいいはず、なぜこの2つの注文があるのでしょうか。その辺りを少し掘り下げますね。
一つの銘柄しか飲まないし注文が面倒だからダブル派
どうせ二杯飲むし、飲む銘柄はジャックのストレートと決めているから…という理由でダブルを頼む方。単純に二杯分飲みたいということでダブルと、シンプルで分かりやすいですね。
ちなみにストレートはニートとも呼びます。バーで注文する際のご参考に。そう、冒頭のニートは、そっちのニートのことです!
オン ザ ロックスで味の変化を楽しみたい派
シングルでオン ザ ロックスを飲むと、味の変化があまり楽しめないという方はダブルで。氷が解けるにしたがって、ウイスキーの風味が少しづつ変わります。
特に氷が溶け出して水になりウイスキーと混ざり合うと、香りが華開くような変化を愉しむことができます。ストレートから時間の変化とともにトワイスアップへと変わっていくような、とても粋な飲み方。お気に入りの銘柄が見つかったら、ぜひバーで味わってくださいね。
濃い目のカクテルを楽しみたい派
カクテルのウイスキーの分量を増やして楽しみたい方。例えばハイボールのウイスキー、少し薄いと感じたことはありますか? そんな方は、ダブルで注文しても良いかもしれません。
ちなみにシングルとダブルの間にジガー(45ml)という注文もあります。ダブルは少し濃すぎるという方は、こちらをどうぞ。また、ホットウイスキーをダブルで頼む方も意外と多いとか、シナモンやバター・スパイスを入れてじっくり愉しみたい時は、ぜひお試しくださいね。
愉しみたい時間で、量を選ぶ
シングルかダブルかを選ぶときに、そのバーでどれくらい過ごしたいかということも関わってきます。だいたいニートをシングルで飲む場合10〜15分、 ダブルで飲む場合は20〜30分ほどの時間がかかります。
行きつけのバーでゆったり時間を過ごしたい時、大切な人と食事の後に少しだけ立ち寄った時、初めてのお店で雰囲気を知りたい時など、様々なシュチュエーションに合わせて、その時の気分で選ぶのも良いでしょう。
注文する時はなんて言えばいいの?
実際バーで注文する時、なんと言えばいいでしょうか? たいていの場合、こちらから伝えなければシングルで出てきます。もし、ダブルやジガーで飲みたいという場合は、
「ウイスキーの(銘柄)をダブルorジガーの(飲み方)で」
と注文すればOK。最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば大丈夫です!
ちなみにチェイサーって?
ウイスキーをニートで飲む場合、チェイサーが一緒に出される事が多いです。初めてのバーで頼んでもない飲み物が出てきて、チェイサーって何!? と戸惑った方もいらっしゃるかもしれません。
このチェイサーとは、“追いかけるもの”という意味で、お酒で麻痺してしまった舌を正常に戻すための飲み物。また、内臓への負担を軽減させる目的もあります。
チェイサーは水のみにあらず
チェイサーは、たいてい水を出してくれます。しかし注意する点は、チェイサー=水ではないということ。実は、飲み物ならなんでもOKなんです。某ジャズシンガーはウイスキーのチェイサーで赤ワインを頼むとか…。
とあるバーテンダー曰く、チェイサーくださいと気取って注文するより、お水くださいと言ったほうが格好良いそう。そんな細かい所を知っておくと、バーテンダーとも会話が弾むかも。楽しい時間が過ごせるのが一番です。
まとめ
いかがでしたか?家で飲む時はあまり気にしないですが、バーで注文する時は知っておきたい飲み方です。
ウイスキーを好きになったら、ぜひお気に入りバーでじっくり愉しんでみてくださいね!