飲み方を少し変えるだけで、味わいが全く違います。
深い風味と、きれいな琥珀色が印象的なウィスキー。アルコール度数が高く、渋いイメージもあることから“オトナの飲み物”のイメージが強いかもしれません。しかし、楽しみ方が分かれば、その芳醇な香りと豊かな味わいに虜になること間違いなし。
今回は、初心者の方にもおすすめする、ウイスキーのスタンダードな飲み方をご紹介します。いろんな飲み方を試してみて、自分にあった飲み方を見つけてみてくださいね。
それでは、初心者にもやさしい、飲みやすいものから順番にご紹介していきます!
1.ソーダと爽やかに味わう:ハイボール
ウイスキーをソーダで割ったハイボールは、ウイスキー本来の味わいとコクが際立ちます。料理にも合うので、食中酒にもおすすめ!
作り方
- グラスに氷を一杯に入れて冷やします。
- ウイスキーを適量注ぎ、しっかりかきまぜます。
- 減った氷を足します。
- ソーダを加え(ウイスキー1に対してソーダ3〜4)、ステアしたら完成。
2.スタンダードに:水割り
水で割るだけのスタンダードな飲み方。ゆっくりくつろぐ時間に最適です。お気に入りのグラスでゆったり味わってください。
作り方
- グラスに氷を一杯に入れて冷やします。
- ウイスキーを適量注ぎ、しっかりかきまぜます。ウイスキーと水が混ざると希釈熱が生じるので、水を入れる前にしっかりかきまぜ、味のバランスを保ちます。
- 減った氷を足します。
- 水を加え(ウイスキー1に対して水2〜2.5)、軽く混ぜたら完成。
3.クラッシュドアイスの清涼感を楽しむ:ミスト
クラッシュドアイスで見た目にも清涼感があります。レモンピールで香りも爽やか、華やかな香りでクセの少ないブレンデッド・ウイスキーがおすすめです。
作り方
- ロックグラスにクラッシュドアイスをたっぷり入れます。
- ウイスキーを30〜45ml注ぎます。
- レモンピールを搾りかけ、グラスの中に落として完成。
4.水以外の楽しみ方も:ハーフロック
ハーフロックはウイスキーと水を1:1で割る飲み方。ウイスキーの香りと味をマイルドに引き出すスタイリッシュな飲み方で、水の他にもソーダやジンジャーエール、コーラなどで割ってみるのもおすすめです。
作り方
- グラスに大きめの氷を入れます。
- ウイスキーを適量注ぎ、マドラーなどでしっかりまぜ、ウイスキーを冷やします。
- ウイスキーと同量の水を注ぎ、ステアすれば完成。
5.渋くダイナミックに:オン・ザ・ロックス
ウイスキーと氷のみのダイナミックな飲み方。カランと氷とグラスが奏でる音もお楽しみながら、じっくり味わってください。
作り方
- グラスが冷えていない場合は、まず水と氷をたっぷり注ぎ、 冷えたらいったん捨てて空にします。
- グラスに大きめの氷を入れます。解けにくい、大きい氷を使うことが大切です。
- ウイスキーを適量注ぎ、軽くステアしたら完成。
- 冷えたミネラルウオーターなどのチェイサーを用意しておくと良いでしょう。
6.温めることで香り豊かに:ホットウイスキー
お湯割。温めることで、さらに芳醇な香りを楽しみめます。柑橘類など、相性のいいトッピングも多いので、お好みのスタイルで楽しんでください。
作り方
- ウイスキーをグラスの1/3から1/4ほど注ぎます。
- ウイスキーの倍量、または3倍くらいのお湯を加え軽くステアすれば完成。
7.芳醇な香りを楽しむ:トワイスアップ
ウイスキーの芳醇な香りを堪能したい方は、ウイスキーと水を1:1で割るとワイスアップをおすすめします。つくり方は簡単なのに奥深い飲み方です。グラスから立ち昇ってくる香りを楽しんでください。
作り方
- グラスにウイスキーを適量注ぎます。ワイングラスやテイスティンググラスなど脚付きのグラスがおすすめです。
- ウイスキーと同量の常温の水を注ぎます。
8.シンプルにお酒そのものを楽しむ;ストレート
ウイスキーそのもののおいしさを楽し見たい方におすすめ。ウイスキーとチェイサーを交互に飲めば、口の中がリフレッシュされ、一口ごとにウイスキーのおいしさが味わえます。チェイサーは水に限らず、ウイスキーに合わせてみると良いでしょう。
- グラスに1/3〜1/2程度、ウイスキーを注ぎます。グラスはあらかじめ冷蔵庫で冷やしておくのがおすすめです。
- 別のグラスに天然水と氷を入れ、チェイサーを作ります。濃厚な味わいのウイスキーには、きりりと冷やした水を。少し甘味のあるウイスキーには、牛乳などもよく合います。緑茶や麦茶なども以外と合います。
まとめ
いかがでしたか?
飲み方を少し変えるだけで、ウイスキーの様々な魅力が引き出されます。ウイスキーのよって飲み方を変えるのも良いでしょう。きっと自分にあった飲み方があるはず。お家でぜひお試しくださいね!