世界に誇れる日本のウイスキー!原料は何でできてるの?

キッチンにはハイライトとウイスキーグラス…。

昔から大人の飲み物として、日本の家庭にも浸透していたウイスキー。ハナレグミの名曲「家族の風景」からも、その情景がうかがい知れます。今回は、古くから親しまれてきた日本のウイスキーの製造方法や原料、代表的な銘柄について掘り下げていきたいと思います。

日本のウイスキーは何を原料とし、他とどういった違いがあるのでしょうか? 気になった方はぜひこれをきっかけに、ウイスキーの魅力的な世界を覗いてみてください!

ジャパニーズ・ウイスキー

1870年ごろから作られていたと言われる日本のウイスキーですが、日本国内で初めてウイスキーが持ち込まれたのは、江戸時代末期のペリー来航の時だったとか。

1860年に日本初の西洋式ホテルである横浜ホテルのバーでもウイスキーが出されていたと伝わっています。

1871年には日本人の為に始めて輸入されたウイスキー「猫印ウヰスキー」が登場。明治時代末期頃から大正時代にかけて本格的ウイスキーの製造に向け活動が開始されたんです。

大阪の洋酒製造会社、摂津酒造は技師として竹鶴政孝をウイスキーの名産地であるスコットランドに派遣。この辺りはTVドラマ『マッサン』でも取り上げられ、話題になりましたね。そして、1924年から販売用のウイスキーの生産が開始されました。

スコッチ・ウイスキーに倣った製造スタイル

それでは、他のウイスキーとジャパニーズ・ウイスキーでは何が違うのでしょうか? まずは日本で作られたものであるということ。そして、日本の酒税法上のウイスキーの定義を満たしたものが、ジャパニーズ・ウイスキーと名乗ることができます。

日本においては、酒税法3条15号において、次のように定義されている。

ウイスキー 次に掲げる酒類(イ又はロに掲げるものについては、第九号ロからニまでに掲げるものに該当するものを除く。)をいう。

イ・発芽させた穀類、及び水を原料として糖化させて、発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの(当該アルコール含有物の蒸留の際の留出時のアルコール分が九十五度未満のものに限る。)

ロ・発芽させた穀類、及び水によつて穀類を糖化させて、発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの(当該アルコール含有物の蒸留の際の留出時のアルコール分が95度未満のものに限る。)

ハ・イまたはロに掲げる酒類にアルコール、スピリッツ、香味料、色素または水を加えたもの(イ又はロに掲げる酒類のアルコール分の総量がアルコール、スピリッツ又は香味料を加えた後の酒類のアルコール分の総量の百分の十以上のものに限る。)

そう、実はスコッチ・ウイスキーと製造方法はほぼ同じ。ジャパニーズ・ウイスキーはスコッチ・ウイスキーを再現する事から始まっています。余市が国産ウイスキーのメッカとなったのは、スコットランドに機構や地形が似ているからなんですね。

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ウイスキーは、大きく分けて3種類

ジャパニーズ・ウイスキーもスコッチ・ウイスキーと同じく、モルト・ウイスキー、グレーン・ウイスキー、ブレンデッド・ウイスキーの3種類に分けられます。

モルト・ウイスキー

大麦を原料としたウイスキーの呼び名で、大麦麦芽(モルト)のみを原料とし、単式蒸留釜で2回から3回蒸留させたもの。少量生産に適している方法で製造されるのが特徴です。

ところでシングルモルトウイスキーの原料“モルト”って何?

グレーン・ウイスキー

トウモロコシやライ麦、小麦などを主原料に作られたウイスキー。連続式蒸留器を使用して蒸留するので、モルト・ウイスキーと比べると香りや味がやや劣ります。ブレンデッド・ウイスキーとして、モルト・ウイスキーと混ぜ合わせることで風味を調整するために使われることが多いです。

ブレンデッド・ウイスキー

モルト・ウイスキーとグレーン・ウイスキーをブレンドしたものがブレンデッド・ウイスキーと呼ばれるものです。日本ではシングルモルトだけでなくブレンデッドウイスキーも多種多様に製造され、1つの蒸留所において多様化されている事も評価を受ける理由です。製造に様々な工夫がなされているため、個性のある魅力的な銘柄が多数あるのも特徴と言えます。

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数々の賞を受賞、世界に誇るウイスキー

そんなジャパニーズ・ウイスキーは世界で数多くの賞を受賞しています。その中から、少しだけご紹介! ボトルでは高価なものが多いですが、気になった銘柄はバーで楽しむのもいいと思います。

ニッカウヰスキー「シングルカスク余市 10年」

2001年に行われたウイスキーマガジンのコンテスト、ワールド・ウィスキー・アワード(以下、WWA)で最高得点(ベスト・オブザ・ベスト)の評価を受けたウイスキー。最高得点を獲得した日本のウイスキーは、これが初めて。

サントリー「響 30年」

2004年、2006年、2007年、2008年のISCトロフィー(最高賞)受賞。2007年、2008年のWWA「世界最高のブレンデッド・ウィスキー」受賞。

ニッカウヰスキー「余市 20年」

2008年のWWA「世界最高のシングル・モルト・ウィスキー」受賞。

サントリー「山崎 1984」

2010年のISC「トロフィー」受賞。2011年のWWA「世界最高のシングル・モルト・ウィスキー」受賞。

ニッカウヰスキー「竹鶴 17年」

2012年、2014年のWWA「世界最高のブレンデッド・モルト・ウィスキー」受賞。

サントリー「山崎 25年」

2012年のWWA「世界最高のシングル・モルト・ウィスキー」受賞。

 

 

などなど、日本ウイスキーは他にも受賞歴が数多くあり、世界的なブランドになっています。

2015年にはイギリスのウイスキーガイドブック「ワールド・ウイスキー・バイブル2015(Whisky Bible)」で「山崎シングルモルト・シェリーカスク 2013」が世界最高のウイスキーに選出されました。

その堂々たる風格、一度は味わってみたいものです。

まとめ

昔から馴染みのある日本のウイスキー。原料は同じでも、携わる人たちの知恵と努力で携わる人たちの知恵と努力で世界に誇れるウイスキーとなりました。

そんなジャパニーズ・ウイスキーをまだ飲んだことがないという方、ぜひ一度味わってみてください。きっと虜になりますよ!


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