今や居酒屋の定番ドリンクであるハイボールです。もはやビールは1杯だけで2杯目からはハイボールという方はかなり多いのではないでしょうか。
そんなハイボールのもととなるのは、もちろんわれらがウイスキーです。ウイスキー次第でハイボールの味が決まるといっても過言ではありません。
ここではそんなハイボールの居酒屋メニューをお手軽に作ってしまおうというコンセプトでハイボールの作り方や割り方を紹介していきます。
さらに、居酒屋の味を再現するための「コツ」も最後に紹介していきます。まずは基本の作り方や割り方を覚え、そこにコツを組み合わせることで、お手軽に居酒屋メニューを楽しんでしまいましょう。
おいしいハイボールの作り方や割り方7選
それでは具体的にハイボールの作り方や割り方について紹介していきましょう。居酒屋でも定番になっているハイボールをメインに、少し変わったハイボールもおりまぜて7つ紹介していきます。
ハイボールの作り方や割り方
まずは基本となる普通のハイボールの作り方からです。これがすべてのハイボールの基盤となりますのでポイントをしっかり押さえましょう。
- ジョッキグラスにレモンをひとしぼり
- ジョッキいっぱいに氷をいれます
- ウイスキーとソーダを1:4の割合でそそぎます
- 炭酸が抜けてしまわないようにゆっくり丁寧にまぜます
- 少しだけ時間をおいてキンキンに冷えたら完成です
ソーダについては炭酸水の事です。最近ではコンビニでもうっていますので、味のついていない純粋なソーダ(炭酸水)がおすすめです。
ウイスキーとソーダの割合はあなたの好みに合わせて微調整してもらって大丈夫です!濃いめが好きでしたら1.5:3.5でもいいですし、薄めが好きでしたら0.5:4.5でもいいです。あなたの好みにあった濃さにすることが一番のポイントです。
最後にまぜるのですが、ここも重要です。しっかりまぜるために勢いよくまぜる人もいるのですが、ここは辛抱してください。勢いよくまぜてしまうとせっかくのソーダの炭酸がぬけてしまいます。焦らず、じっくりまぜましょう。
ゆずハイボールの作り方や割り方
次はゆずハイボールです。ゆずの爽やかな酸味がさらにハイボールの爽快感をひきたてます。居酒屋でも定番のハイボールの一つです。
ゆずハイボールはハイボールを作るときにまず初めにゆず酢をいれます。柚子をしぼったりすることもありますが、ゆず酢がおすすめです。入れすぎるとゆずの味がきつくなりすぎてしまうので、10ml程度で大丈夫です。
ジョッキの大きさにもよりますが、底から1ミリ程度で大丈夫です。とはいえ、ここも好みですので、いろんな分量を試してあなたの最適な分量を探るのも楽しいでしょう。
ゆず蜜ハイボールの作り方や割り方
そして、ゆず蜜ハイボールです。これは女性にかなり人気のあるハイボールではないかと思います。居酒屋でもお酒好きな女性がよく注文しているのを見かけます。
これはゆずの爽やかさだけでなくハチミツの甘味もあり、ハイボールがさらに飲みやすく女性向けなドリンクになるからではないかと思っています。もちろん男性にも人気な万能ハイボールですね。
具体的にはゆずハイボールのゆず酢とあわせてハチミツを投入します。ゆず酢とハチミツは1:1程度がよいでしょう。もちろん甘目が好きな方はハチミツをたっぷりいれるのもいいでしょう。より甘く幸せなひとときをあなたに味あわせてくれます。
ただ…いれすぎるとカロリーも増えますので、ほどほどに…(笑)
梅酒ハイボールの作り方や割り方
次は梅酒ハイボールです。すこしめずらしいかもしれませんね。居酒屋によって置いていたりおいていなかったりというところでしょうか。ハイボール好きというよりは梅酒好きな人がハイボールを飲むときにいいのかもしれません。
梅酒もハイボールもどっちも好きです!という方はぜひ飲んでみてください。
レモンハイボールの作り方や割り方
続いてレモンハイボールです。これは普通のハイボールの最も近いのかもしれませんが、それ以上にすっきり感が増強された最高のさっぱりハイボールです。
ここであらためて思い出してもらいたいのが、はじめに紹介した「ハイボールの作り方や割り方」のコーナーです。ここでハイボールを作り方のはじめにレモンをひとしぼりしてもらいました。
つまり、通常のハイボールでも多少はレモンが入っているということです。ハイボールの爽やかさにレモンは必須なのです。そして、そのレモン要素を増強させたのが、レモンハイボールなのです。
もうおわかりかもしれませんが、レモンハイボールを作りたい場合は、レモンをひとしぼりではなく、レモン汁を注いでください。多少多めのほうでもよいので、そこから3ミリくらいがいいでしょう。
ここもいつもながらですが、好みはさまざまですのでレモン汁の分量はあなたの好みによって調整してもらえればと思います。レモン多め、ウイスキー少なめ、にするとかなりの爽快感を得られますので、ぜひ試してもらいたいです。
ジンジャーハイボールの作り方や割り方
次はジンジャーハイボールです。ジンジャーはいろんなものと割られますが、ハイボールも然りです。居酒屋でもゆずハイボールと並んで定番といえるでしょう。
ジンジャーといえばあの独特のスパイシーさが何とも言えませんが、やはりハイボールとの相性も抜群です。はっと目が覚めて長い夜を楽しめることでしょう。
そんなジンジャーハイボールですが、その名の通りハイボールをさらにジンジャーエールで割ります。ここで重要なのはその割合です。
ジンジャーエールが濃すぎると少し辛く感じるかもしれませんが、私はジンジャーエールとウイスキーを4:1程度で割ります。
ジンジャーエールにウイスキーを加える形になりますが、それだけで味わいの深さが段違いです。ぜひ試してみてください。
日本酒ハイボールの作り方や割り方
ついに最後になりますが、日本酒ハイボールです。これは変わり種ですね。居酒屋でもあまり見かけないでしょうが、これがまたいいのです。
実は日本酒ハイボールにはウイスキーはいれないのです。ウイスキーの代わりに日本酒を使う、ということになります。
作り方は最初に紹介した「ハイボールの作り方や割り方」のウイスキーを日本酒に変えるだけです。作る際のポイントも同じですので、レモンのひとしぼりや混ぜ方など注意してください。
ウイスキーはもちろんですが、日本酒もこれまたおいしいのです。日本人なら日本酒のほうがなじみがあるので、もしハイボールが少し苦手…という方がいれば、この日本酒ハイボールを進めるのもいいですね。
居酒屋の味をお手軽に再現するコツとは
ここまでいろんな種類のハイボールについて紹介してきましたが、ここではそれを居酒屋風にする「コツ」について紹介していきます。
ウイスキーの銘柄が最大のポイント
まずは「ウイスキーの銘柄」です。ハイボールというとウイスキーであれば何でもいいのではないかと思うかもしれませんが、銘柄が変われば味わいもがらっと変わります。
やはり居酒屋風にするのであればトリスですね。値段もお手ごろなのでちょうどいいと思います。少しお高い居酒屋にいくと山崎などのハイボールもあったりします。
つまりは、居酒屋で扱っている銘柄のウイスキーをもとにしてハイボールを作れば、それだけで居酒屋風になります。
ジョッキが変われば味わいも変わる
次はジョッキです。器というのは意外と重要なのです。雰囲気のある器を使うことで、料理はさらに際立ちます。ハイボールも同じです。
居酒屋風にするのであれば居酒屋風のジョッキを使いましょう。最近では100均でも大きな居酒屋風ジョッキが売っていたります。
何事もまずは見た目から、ですよ(笑)
まとめ
基盤となる普通のハイボールから居酒屋での定番ハイボール、さらにはちょっとした変わり種も含めて7つ紹介してきました。
ベースはやはりハイボールなのですが、どれも違った味わいのある個性豊かなハイボールたちです。まずは興味本位で一通り作ってみてもいいでしょう。
いろいろ飲んで、いろんな配分を試して、あなただけの最高の一杯を見つけてくださいね。