二日酔いで激しい頭痛や吐き気にうなされる朝を迎えたことがある人は多いでしょう。この記事を読んでくれているあなたもきっとそんなつらい経験をお持ちなのでしょう。
もちろん私もあります。お酒好きであれば誰もが一度は経験したことがあるでしょう。そして、今まさにそのような状況を迎えてしまっているかもしれませんね。昨晩のひと時を多少後悔しながら思い返していることでしょう。
そんなあなたの二日酔いによる激しい頭痛や吐き気を解消させるための方法をここでは紹介します。家でもすぐにできることも多いですし、即効性もあります。すぐにでも解消させるために迷わず着実に実施していきましょう。
二日酔いの頭痛や吐き気を解消させる5つの方法
それでは早速ですが二日酔いによる頭痛や吐き気を即座に解消させるために具体的な5つの方法について説明していきましょう。どれも簡単なものばかりですが、無理せず、あなたの今の環境でできることから実施してみてください。
何よりもまず水分補給をする
二日酔いになってしまった原因はお酒の飲み過ぎですが、実際には脱水症状を引き起こしていることにもなります。お酒はアルコールであり、水分を分解しますので、脱水症状になってしまうのです。その根本的な原因から取り除いていきましょう。
水を飲む
とにかくまずは水を飲みましょう。これが一番簡単ですぐに実施できると思います。ジュースではなく、水です。あなたは体は今まさに水分を欲している状況です。すぐに水分を取り込みましょう。
スポーツドリンクを飲む
水を飲むと徐々に体が水分を取り戻して楽になるでしょう。余裕があれば、ポカリなどのスポーツドリンクを飲みましょう。水よりも効果的に水分補給ができる飲み物です。
ただし、いくら水分補給が重要といえで、飲みすぎには注意してください。逆にお腹を壊してしまうと、あなたの体調はより悪くなってしまいます。少し時間を空けながらしっかりと水分を補給していきましょう。
コーヒーや牛乳を飲む
これはあまり聞いたことがないかもしれませんが、二日酔いによる頭痛が激しい場合はコーヒーや牛乳が効きます。頭痛を抑えるには血管を収縮させることが重要です。血管を収縮させるにはコーヒーや牛乳を飲んでください。
まぜてカフェオレにしてしまってもいいですが、コーヒー濃いめをおすすめします。実は頭痛薬にも使われている無水カフェインというものはコーヒーに多く含まれています。二日酔いの頭痛が激しいときは濃いめのコーヒーがいいです。
余裕が出てくれば食事をとる
水分補給も徐々にできてくると少し余裕がでてくると思います。次は食事をとりましょう。ここでも二日酔いの頭痛や吐き気に効果的な食べ物があります。お酒が好きな方は冷蔵庫に常備しておくことをおすすめします。
柿を食べる
意外かもしれませんが果物の柿です。時期が限定されることもあり、あまり冷蔵庫にはないかもしれません。ですが、この柿は二日酔いの頭痛や吐き気に非常に効果がある食べ物なのです。
柿にはカタラーゼという酵素が含まれており、これが肝臓でのアルコールやアセトアルデヒドの分解を助けてくれるのです。さらに、柿は他の果物よりも豊富に果糖を含みます。この果糖は肝臓の代謝を高めるのに最適なのです、
つまり、柿は二日酔いの頭痛や吐き気に即効性があるということです。1年を通して冷蔵庫内にないことのほうが多いでしょうが、もし運よくあればすぐに食べましょう。
ハチミツをなめる
またまた意外かもしれませんが次はハチミツです。さきほど果糖が二日酔いには効くと紹介しましたが、このハチミツには、果物の大半には含まれていないと言われている果糖の一種が入っています。
その果糖の効果で二日酔いの頭痛を和らげる効果が期待できます。頭痛が特にひどい場合はこのハチミツがよりおすすめできます。食べ方としては、スプーン一杯のハチミツをなめるだけでいいです。簡単ですね。
しじみ汁を飲む
これは最近話題になっていますので聞いたことがあるかもしれませんね。二日酔いにはシジミが効く!といろんなところで言われています。やはりそれは本当なのです。実は科学的な根拠があるのです。
シジミには肝臓の働きを助けてくれる必須アミノ酸という成分がバランスよく含まれています。さらに、シジミに大量に含まれるミネラル分も肝細胞の再生や肝臓の解毒作用を活性化させる働きがあるのです。
もはやシジミは二日酔い解消のための食べ物と言っても過言ではないですね。そんなシジミをつかったこのような商品もありますので、気になる方は見てみてください。
運動して汗をかく
水分補給して食事もとれば体もずいぶん楽になってくると思います。多少動ける程度にはなっていると思いますので、ここで最後のひと頑張りをして二日酔いによる頭痛や吐き気を吹き飛ばしましょう!
ちょっとしたジョギングやストレッチなんかでもいいので汗をかきましょう。もし運動するのが難しい場合はぬるいお湯に使って汗をかくのもいいです。汗をかくことにより、体内のアセトアルデヒドの分解が早まり、二日酔い解消が早まります。
ただし、まだまだ酔いが抜けていない状態でのお風呂は絶対にやめましょう。命にかかわります。ある程度、二日酔いがマシになってきて余裕がでてきたころの最後の追い上げとして汗をかいてください。
二日酔いに効果的なツボを押す
もう動くのもしんごくてベッドからでれない!という方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめなのは「ツボを押す」という二日酔いの解消法です。だまされたと思って一度お試しください。
一言でツボをいわれてもさっぱりだと思いますので、二日酔いの頭痛や吐き気にきくツボを3つ紹介させていただきます。今すぐあなたのツボを押してみてください。
二日酔いの頭痛に効果があるツボ
まずは「百会(ひゃくえ)」と呼ばれる、頭のてっぺんにあるツボです。左右の耳を結んだ線と体の中心線の交わる点をグッと力ずよく押してください。
二日酔いによるグァングァンとしたひどい頭痛を和らげてくれる効果が見込めるツボです。力強く押し過ぎで逆に頭が痛くならないように注意してくださいね。
二日酔いの吐き気に効果があるツボ
次に「内関(ないかん)」と呼ばれる手首の下、指3本分の位置にあるツボです。こぶしを握ると浮き上がる2本の筋のちょうど間にあるツボです。二日酔いによる激しい吐き気をマシにしてくれる効果があります。
肝臓の機能を活性化させて二日酔いの解消を早めるツボ
最後に「太衝(たいしょう)」と呼ばれる足の親指と人差し指の骨の間にあるツボです。2本の骨の間を足首に向けて指で押していくと、痛みを感じる場所があります。
少し痛いかもしれませんがそこをグッと押して刺激します。このツボは肝臓の機能を助けてくれてアセトアルデヒドの分解を早めてくれます。つまり、二日世にの解消を早めてくれます。
最後の手段!薬に頼る
ここまでやってダメもう薬に頼るしかないです。「私は絶対に薬は飲まない!」なんてことを言っている場合じゃありません。飲んでください。今まさに苦しんでいるあなたを助けるにはもうこれしかないのです。
薬局に行って二日酔いに効く薬を買ってすぐに飲んでください。そして、安静にしてください。もはやほかのことは考えずにただただ薬に身を任せて二日酔いを治すのです。そのときにあなたは「黙って薬を飲んでよかった…」とふと思うことでしょう。
それでもまだ薬が嫌な人はもうこれしかありません。奥の手です。これさえあれば薬いらずで二日酔いなんて全く怖くなくなります。
注意:絶対にやってはいけない迎え酒
最後に念のため注意させていただきますが「迎え酒」は絶対にやってはいけません。ドラマなどでよく見かけますが、絶対にやめてくださいね。迎え酒をしてお酒を飲むと確かに二日酔いが和らいだように感じることがあります。
これはただの錯覚です。アルコールであなたの体がマヒしてしまっているだけです。まさに気の迷いですね。それでなくとも二日酔いで悪い成分がたまっているあなたの体がさらに悪いくなります。
そして、また次の二日酔いがきて、そこでも「迎え酒」…なんて最低の悪循環にはどうかはまらないでください。しっかりと効果のある方法で解消させるのが一番です。
まとめ
二日酔いによる激しい頭痛や吐き気は解消できましたでしょうか?ここではすぐにでも実施できる具体的な5つの方法について紹介してきました。私は主にウイスキーですがお酒全般が大好きです。
お酒好きと二日酔いは切っても切れない間柄です。あきらめてあなたなりの解消法をしっかりと身につけておきましょう。いきなりの二日酔いにも事前に準備ができていればすぐに対処ができます。
何事も事前準備が大切ということですね。最後に二日酔いに絶大な効果を示すおすすめの商品を紹介しておきますので、気になる方は見てみてください。これも一つの事前準備です。