そのカクテルは風邪にも効くとか。
日本には卵と日本酒、砂糖(蜂蜜)を混ぜ合わせたホットカクテル、卵酒がありますね。卵白に含まれたリゾチームによって免疫力が高くなり、風邪にも効くとされているこの飲み物。身体も温まるので、寒い日に飲まれる方も多いのでは?
実はこの卵酒、海外でも多く飲まれているそうで、卵黄とブランデーなどをブレンドしたオランダ生まれのリキュール、アドヴォカートなどが有名。そんな中にありました、ウイスキー版の卵酒!
ということで今回は、ウイスキーと卵が出会った大人の甘いカクテル、ウイスキーエッグノッグをご紹介します。作るには少しコツがいりますが、ぜひレシピを覚えて、温かくて美味しいカクテルを楽しみましょう。
ウイスキーエッグノッグ
準備するもの
- 卵黄 1個
- 牛乳 180ml
- 砂糖 大さじ1杯
- ウイスキー お好み
- シナモンパウダー 1つまみ
作り方
まずボウルに卵黄、砂糖を入れ、クリーム状になるまでかき混ぜます。
それを小鍋に移し、弱火にかけ牛乳を加えます。※沸騰しないように注意しましょう。10分ほど煮込めば、とろみがでてきます。それをグラスに注いでウイスキーをお好みの量加える。そして、シナモンを1つまみ振りかければできあがりです。
味は温かいカスタードといった印象。まろやかな甘みの中にウイスキーの香りがほんのり口の中に広がり、大人な味わいを楽しめます。
レシピの砂糖をはちみつに変えたり、バニラエッセンスやホイップクリームなどを加えると、さらに美味しく贅沢に。北米では、クリスマスやお正月などのホリデーシーズンに飲まれる定番のホットカクテルだそうです。
さらに、本格派のアナタにお勧めしたいエッグノッグのバリエーションレシピをご紹介! 10〜12人分のレシピなので、ホームパーティー用にどうぞ。
準備するもの
- 卵 6個
- 砂糖 適量
- ラム、ブランデー、ウイスキー 計500ml〜1000ml
- ホイップクリーム 1000ml
- ピーチブランデー 30ml
- ナツメグパウダー 適量
作り方
卵の卵黄と卵白を分け、黄身を白っぽくなるまで泡だて器で混ぜます。卵白のほうはひとまず冷蔵庫に入れておきます。
砂糖を少しずつ加え、ゆっくりとかき混ぜます。砂糖が卵になじんだらラム、ブランデー、ウイスキーのいずれかをゆっくり加えます。※お酒をじっくりなじませるため、一度に全種類は入れません。
そして、卵の臭みを散らすため1時間ねかせます。1時間後に再びかきまぜ、ラムとブランデーとウイスキーを1:1:3の割合で注ぎ、ホイップリームを加えます。さらにピーチブランデーを30ml加えたら、容器にカバーをして、およそ3時間冷蔵庫でねかせます。
3時間後、冷蔵庫から取り出したエッグノッグに卵白を泡立ててメレンゲを混ぜ込み、ナツメグパウダーをまぶしたら完成!
準備に4時間以上かかってしまうので、なかなか手間がかかってしまうのですが、お菓子作りがお好きな方ならきっと楽しんで作れるでしょう。
ホイップやメレンゲが加わることで、より甘く濃厚なカクテルになります。お酒も強めなので、お好みでお酒の量や牛乳とホイップの比率などを調整して、自分好みにアレンジしてみてください。
まとめ
古くから親しまれている飲み物なので、バリエーションが豊富なのもエッグノッグの特徴。アルコールをぬいたものは子供たちにも大人気です。
数あるバリエーションの中には4種類のお酒をたっぷり入れるジョージワシントン流エッグノックレシピなるものも…。お酒好きの方はぜひ試してみてくださいね。
寒い日にピッタリな甘いホットカクテルを、お家で楽しみましょう♪